相続した親名義の遠い家を現地に行かず売却する方法!

親の家を相続した。売りたいけど遠いから現地に行きたくない。面倒をなくして家を売る方法をご紹介します。

相続した親名義の家を現地に行かず売却する方法

親から相続した家。

今住んでいる場所から遠い場合は、

管理できないのですぐ売却したいですよね。


出来る限り現地に行かずに売却する方法を

調べました。

 

①不動産会社を決める

 

まず、仲介してもらう不動産会社は

あなたが選ばなければなりません。


大手、地元の会社などがありますが、

まずは査定を依頼しましょう。

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遠方だからといって遠慮はいりません。

また、依頼する時点で

相続登記が終了していなくても大丈夫です。


査定依頼は、

インターネットを通じて行う方法が便利です。

 

司法書士を自分で依頼するか不動産会社を通して依頼


不動産を売却するためには、

現場の立会いや契約手続きなど

あなたが本来やるべきことがあります。


でも、遠すぎてやり取りするのが難しい場合は、

司法書士に依頼することになります。

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司法書士に依頼すれば、

相続登記から売買契約の締結まで

全てをお任せすることができます。


司法書士はあなたが直接依頼しても大丈夫ですが、

不動産会社が紹介してくれます。


信頼できる司法書士がいるなら、

会社が指定する司法書士でなくても構いません。

 

③自分で登記を行う場合は契約書の持ち回り契約

 

司法書士に依頼した場合は、

相続登記や売買契約の締結まで

代理してもらうことができます。


登記手続きを自分で行う場合は、

売買契約を締結する際、

持ち回り契約という手法で契約書をやり取りします。


持ち回り契約とは、

売買契約書を、あなたと不動産会社、買い主の間で郵送しあう方法です。

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手順としては、

 

不動産会社が契約書原本を作成、買い主に郵送

買い主が署名・捺印。手付金を振込み、売主へ郵送。

売主(あなた)は契約書に署名・捺印。
入金確認後、不動産会社または買主へ返送。


郵送でやり取りするので

遠方に住んでいても売買契約を締結することが可能です。

 

④初めは不動産会社を決定するところから始まる

 

司法書士を利用するかどうかで

やらなければならない内容は変わります。


しかし、どの方法をとるにしても

まずは売買契約を仲介する不動産会社を

選ばなければなりません。


ところで、不動産を売却する場合は

必ず複数の会社に査定を依頼してください。


会社によって得意な分野と不得意な分野があります。


一戸建ての売却が得意な会社もあれば、

中古マンションに強い会社もあります。


また、地域によって強い会社が変わります。


複数の会社に査定を依頼するなら、

下記の一括査定サイトが便利です。
↓↓↓↓

相続登記が先か不動産会社への依頼が先か

あなたが相続した家は、

相続登記をしない限り売ることができません。


ただし、相続登記の前に不動産会社に

査定を依頼しても問題はありません。


不動産会社が司法書士を紹介してくれるので、

相続登記を依頼することができるのです。


ただし、当然手数料が必要です。


手数料などを支払いたくない場合は

相続登記や売買契約のやり取りを

あなた自身で行う必要があります。


どちらを選ぶにしても、

仲介を依頼する不動産会社と相談してもいいでしょう。


不動産会社は相続物件の取り扱いに慣れています。


手間をとるかお金をとるか、

不動産会社を決めてから考えても遅くありません。

 

相続した家はすぐに売却しないと売れなくなる

現在、日本全国で空き家問題が

深刻化しています。


あなたが相続した家も、

すぐに整理しないと

荒れた空き家の仲間入りです。


空き家になった家は

思った以上に荒れるのが早いです。

 

住んでいる場所から遠いからと言って

放置していると

処分しようがなくなります。


家の中の空気循環がなくなるだけで

カビが生える確率が上がります。


また、庭の雑草が生い茂るので

外からの見栄えが悪くなります。


1年以上放置してしまうと、

見た目が悪くなり売りたくても

買ってくれる人がいなくなることがあるのです。